2023年末の紅白歌合戦、初出場の13人グループ「SEVENTEEN(セブンティーン)」。
通称「セブチ」と呼ばれていますが、歌番組でのパフォーマンスを見て「一人めっちゃ背の低い人いる!」と気になった人も多いのではないでしょうか?
パッと見て目を惹く背の小さな彼の名前は「ウジ」。
高身長イケメンの多いK-POP界隈では少し珍しく、166cmの小柄で可愛い見た目ですが、その実力はピカイチ。
ボーカル・パフォーマンス・ヒップホップの3チームで構成されるセブンティーンで、ボーカルチームのリーダーを務め、さらには作詞作曲もこなすプロデューサーでもあります。
今回はそんなウジについて、セブチをよく知らない方向けに、魅力を分かりやすくお伝えします。
目次
セブンティーンの「背が低い人」ウジの身長は166cm
SEVENTEENをあまりよく知らない人たちから「一人だけ背の低い人」と初見で認識されがちな彼。
名前はウジ(WOOZI)です。※本名はイ・ジフン
釜山出身の1996年11月22日生まれ。
SEVENTEENメンバーの中では2番目に長い、5年の練習生期間を経て、Pledisエンターテインメントからデビューしています。
まず気になるのが身長ですが、166cmだそうです。
ネット上には164,165cmという情報もありますが、上の画像の通り、2022年6月に出演した番組で身長が伸びたと明かしていました。
いずれにしても、韓国人男性の平均身長は2022年時点で172.cmとのことなので、平均身長よりも低いことが分かります。
言うて一般人ならいくらでもいるでしょ、と思ってしまいますが…
SEVENTEENのパフォーマンスを番組で見ていると、13人という大人数のメンバーの中で頭一つ分も二つ分も低いウジが登場した瞬間、ぱっと目を惹きつけられますよね。
その低身長で可愛らしい姿から、「セブチの妖精」「小さな天才」などと呼ばれ親しまれています。
ちなみに、SEVENTEENで一番背が高いメンバー・ミンギュは186cmの超高身長で、ウジとはなんと20cm差。
グループの平均身長は177.3cmで、160cm台はウジだけです。
あくまでも日本人的な価値観&外見の話ですが、低身長という条件だけを見ると、身長が高い男性よりも人気がなかったり魅力的に思われにくいのも事実。
ただそこはやはり、大人気グループSEVENTEENのメンバー、外見だけでは分からない魅力があることは間違いありません。
以下で、ウジが低身長でも人気の理由を解説していきます!
セブンティーン・ウジが低身長でも人気な5つの理由
次々とファンを「入タク」させる魅力があるとも言われるウジ。
※入タクとは、입덕(入る+ヲタク)=ファンになるという意味なんだそう。
そんなウジの魅力&人気がある理由を5つ挙げました。
ボーカルリーダーも務める歌唱力
SEVENTEENは、ボーカル・パフォーマンス・ヒップホップの3チームで構成されています。
各チームにリーダーがおり、ボーカルチーム(通称ボカチ)のリーダーがウジです。
ボカチリーダー、そしてグループのリードボーカルを務めるだけあって、当然その歌唱力は折り紙つき。
そんなウジの歌の実力が分かる動画がこちらです。
透き通るような歌声に癒されますね…。
バラードになるとより歌唱力が際立ちます。
▼ちなみにボーカルチームのメンバーは、ウジ、ジョシュア、ジョンハン、ドギョム、スングァンの5人。
この写真でもウジの身長や小柄さが感じられますね。
ウジは子供の頃、クラシックを嗜んでいて、歌にも関心があったそう。
周りに歌が上手いと言われ、その実力を試すべく受けたのが、現事務所であるプレディスエンターテイメントのオーディション。
結果、300倍の狭き門を潜り抜けて合格、今に至るというわけですね。
幼い頃にクラシックを長くしていた。クラリネットもして、バンド楽器もしたが歌にも大きな関心があった。周辺で歌が上手だとは言ったが、それが疑いになった。これは本当に良いことです。偶然にプレディスオーディションポスターを見て、試してみたかった。「歌手になるだろう」よりどの位置にいるのかしてみようとした。合格できないと思ったが合格した。
10asia
セブチのプロデューサとしての顔も
ウジといえば、アイドルとしての顔だけでなく、“自主制作ドル”とも言われるSEVENTEENのプロデューサー的役割を果たしていることも有名。
デビューアルバム全曲を作詞作曲してプロデュースしたことも知られています。(10asiaより)
一部楽曲をプロデュースするアイドルも最近は増えている印象ですが、全曲というのがすごいですよね。。
ウジは2018年7月19日に放送された音楽番組『BREAK OUT』(テレビ朝日系)のインタビューで、楽曲制作にかける思いや実際の制作過程、そしてセルフプロデュースを始めたきっかけをこんな風に語っていました。
- 「(歌詞や歌の表現において)本当に伝えたいことを軸に表現方法を考えている」
- 「(歌詞作りには)まずは全員で会議をしてキーワードを探す」
- 「日本語のオリジナル曲があるので、新たな展開を考えている」
- 「言語が違うからといって感動が伝わらないとは思わない」
セルフプロデュースを始めたきっかけをウジは「デビュー前に他の作曲家から曲をもらった時、僕たちに似合っていない服を着させられているように感じた」と語っており、これが彼らをセルフプロデュースへ導き、SEVENTEENらしさを生んだとも言えるだろう。
ぴあニュース
ベストプロデューサー賞も受賞
ウジのプロデューサーとしての功績は、外部からの評価も得ているほど。
「2021 Asia Artist Awards」ではなんとベストプロデューサー賞を受賞しています。
韓国音楽著作権協会の正会員でもあるウジ
2019年には、「韓国音楽著作権協会」の正会員にも選ばれました。
こちらは、韓国の作詞・作曲家のほとんどが加入する団体なんだそう。
BTSのSUGAや、StrayKidsの楽曲制作を手がける“3RACHA”など、セルフプロデュースを手がける精鋭アイドルたちも選ばれているもので、その名前を聞くとなんとなく凄さが分かりますよね。
著作権使用料が3年の間毎年3,000万ウォン(約330万円)を超えていることも条件なので、それなりに曲が売れていることも大事だとか。
デビュー時からほぼ全ての作詞・作曲を手がけている、SEVENTEENの“心臓” ウジは2019年に正会員に昇格。幼い頃からクラシック音楽に携わり、学生時代はコンクールに出場するほどの実力だった
ELLE
ダンスパフォーマンス力もすごい
ボーカルチームのリーダーということで、当然ボーカルにフォーカスされがちなウジですが、ダンスパフォーマンスも優れた実力の持ち主。
激しいダンスをしながらでもこの安定感ある歌声。。
ダンス未経験で入社したにも関わらず、みるみる実力を伸ばしたウジは、ボーカルチームのリーダーとしてデビューする前まで、パフォーマンスチームとして活躍いたそう。
パフォーマンスチームリーダーでありSEVENTEENのメインダンサーであるホシに「ウジはパフォーマンスチームに欲しかった」と言わしめたほどの実力なんだとか。
見た目の可愛らしさと漢気溢れる「釜山男子」のギャップ
ウジの出身地は韓国・釜山。
「釜山男子=삼남자(サンナムジャ)」なる呼び方も存在していますが、日本で言う「九州男児」「男の中の男」的な意味合いのようです。
ウジの性格はまさに釜山男子的。
真面目で、仕事でストイックになりすぎるあまり、「ドキュメンタリー」というあだ名がついたと言います。
名付けが誰かは分かりませんが、ネーミングセンス抜群です。w
性格についてはこんなことが直筆で書かれている履歴書風の自己紹介シートも。
自分が見る自分の姿:すべての物事に真剣、慎重で、落ち着いている。あまりに真剣すぎる時もあるので、ニックネームがドキュメンタリー
男性同士のスキンシップ(最近の男性アイドル間でよく見かける気がする)は大の苦手で、可愛らしい見かけとは裏腹に硬派なウジ。
それがファンにとってはギャップなんだとか。なんだか分かる気がします。
可愛いのに筋肉もすごい
身長が低く、小柄で可愛らしいウジですが、最近は筋肉が凄いらしく、それもまたギャップに繋がっているようです。
二の腕の筋肉は「ミルクパピコ」と韓国ファンの間であだ名がつけられるほど。
こちらのネーミングセンスも◎ですねw
ファンが感じるセブチ・ウジの魅力
最後に、通称CARAT(カラット)と呼ばれるSEVENTEENファンからのウジに対するコメントをいくつかまとめました。
▼ウジの作る曲について
▼可愛さと筋肉・ツンデレさとのギャップ&作詞作曲ができる
▼これなんかまさに、ウジくんに沼る過程の心境を表していそうですね。
▼やっぱり歌声
まとめ
セブチの妖精とも言われるウジについて、低身長だけどどんなところが人気なの?という視点でまとめてきました。
- セブンティーンの「背の低い人」の名前はウジ
- 身長は166cm。一番高身長のメンバー・ミンギュとは20cm差
- 可愛らしい見た目とは裏腹に、ボーカルリーダーを務める実力
- グループ楽曲の作詞作曲も手がけるプロデューサーでもある
- 真面目でストイックな性格や、ガチムチな筋肉も魅力の一つ
誰もが目をひく!という分かりやすいキラキラビジュアルではないのかなとは思いますが、知れば知るほど魅力が溢れ、沼る人も続出しそうなウジ。
AmazonプライムやhuluでもSEVENTEEN関連の配信がたくさんありますので、ぜひチェックしてみてください!